2005年02月12日

パッチギ(MOVIE)

パッチギ(MOVIE)

世間にはいろいろややこしい問題があるけれど、相手と腹割って話せるか?
(殴り合えるか?)で意外と簡単に解決するんじゃないか?
みたいな映画でした。
要は本音とたてまえをひっくるめて、どれだけ相手に誠意をもって
本気で接することが出来るかで良い関係が作れるか作れないかが、
決まるということを伝えたかったんじゃないかと思いました。

相手の事を自分の目で見て、相手と話し合って判断しろと、
世間で言われている事などで頭から決め付けずに
相手を理解してから判断しろとそんなメッセージも含まれていた感があります。

最近の映画にしてはかなり泥臭く、全然スタイリッシュではありませんが、
それだけに人として生きることの生々しさが伝わってきます。

出てくる主要な登場人物がほとんど知らない役者さん(失礼!)で、
知っているのはオダギリジョーと楊原京子ちゃんくらいで、
楊原京子ちゃんに至っては演技を見るのも初めてと言った感じでした。
それだけに変な先入観にとらわれず、康介は康介として、アンソンは
アンソンとしてみることが出来ました。

井筒監督は男優には厳しい演技指導をし、女優にはやさしくのびのびと
演技をさせるというのを聞いたことがあります。
結局は今回の康介やアンソン、その他の映画の中の男達は全て、
井筒監督の分身であり監督自身の代弁者であるため、
自分自身のメッセージがしっかり伝わるようにとの配慮からかと思います。

★★★★
るるる的雑記帳
おえかき上達への道
パッチギ!@映画生活


posted by ももすけ at 18:49 | Comment(4) | TrackBack(7) | 映画感想
この記事へのコメント
こんにちは。
映画生活から来ました。
あたりまえの普通の事を、本気であたりまえに考える。そんなことが大事なのだと思わせてくれた映画でした。
よかったらTBさせて下さいね。
Posted by あれこれ。 at 2005年02月13日 19:03
彼らだけで解決出来るような問題ではないけど、でも目の前にいる人と真摯に付き合ってゆく事から始めればいいのだとこの映画は真面目に訴えていました。
なかなか素敵な話だったなぁと感じました。
Posted by るるる@fab at 2005年02月14日 20:31
あれこれ。さん、コメントありがとうございます。ももすけです。

人間にとって信頼関係こそ大事であると感じさせられます。
振り込め詐欺や、スパムメール等が横行して、
自分を守るために人を信頼しないという選択肢が出来上がっている
昨今の風潮は悲しいですよね。
Posted by ももすけ at 2005年02月16日 08:43
るるる@fabさん、コメントありがとうございます。ももすけです。

川を渡って、キョンジャのもとにたどり着いた康介に
「康ちゃん、朝鮮人になれる?」と、キョンジャは問いかけ、
その後の康介の沈黙が切なかったです。
それこそ個人レベルで突き破れない壁があると痛感させられますが、
その壁も物語ラストでの桃子の出産でパッチギされます。
「赤ん坊に出来て、お前らに出来んことは無い!」
と言われている気がしました。
Posted by ももすけ at 2005年02月16日 08:44
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